「効率良く読書をして、仕事や生活にいかしたい」
「でも一冊読むのに時間がかかるし、行動に移せていない」
せっかく読書をしているのに、読んで終わりになっていませんか?
今回、本田直之さんの『レバレッジ・リーディング』を読みました。
一言で言うと「読書から行動に移すまでが超効率な読書法」が書かれた本です。
ということで、本書で参考になったポイントについて感想を書いていきます!
読書術のおすすめ本を知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

「レバレッジ・リーディング」は読書から行動までが効率的!
- 書名:レバレッジ・リーディング 100倍の利益を稼ぎ出すビジネス書「多読」のすすめ
- 著者:本田直之
- 出版:東洋経済新報社(2016/12/1)
- 頁数:157ページ
私が読んだ理由
- 多読のコツを知りたかったから
- 多忙な人の読書術が気になったから
こんな人におすすめ
- 効率よく多読する方法を知りたい
- ビジネス書の知識を仕事に活かしたい
- シンプルな読書術を知りたい
本書は一般的な”読書”の常識がくつがえされる内容が多く登場します。
「ダメな本は捨てる」「読みたいところだけ読む」など、じっくり読む派だった私には驚きの連続でした。
しかし、忙しい日々で多くの情報をインプット・アウトプットするには、実に効率的な読書法だとも言えます。
無駄なことは省き、重要なことに時間を使う。
これが本書のテーマである「100倍の利益を稼ぎ出す」投資としての多読の考え方なのです。
清々しいほどに効率重視な著者の発言が、だんだんと癖になってきますよ。
それでは本題に入っていきましょう!
ビジネス書は全ページ読まない

私が驚いた内容の1つは「1冊のうち16%を理解すればよい」という考え方です。
えっ、それしか読まないの??
200ページの本の場合、32ページだけ?
驚きましたが、ちゃんと根拠となる理論が紹介されていました。
「80対20の法則」というものです。
80対20の法則
イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレードが提唱した理論。
「成果の80%は全体の20%から生み出されている」とする考え方です。
つまり読書に置きかえると、
本の重要部分は20%で、そこを読めば内容はつかめる。
そのうち16%を理解しようということ。
うーん、わかるような、わからないような。
資格の勉強に置きかえてみましょう。
対策として過去問を数年分も解いていると問題数はたくさんある。しかし、毎回頻出される論点があることがわかってくる。ここを押さえておけばOK!
というところでしょうか。
私の例えより、本書にわかりやすい一文がありました。
本は万人に向けて書かれたものであって、あなた一人のために書かれたものではありません。100%自分にとって必要なことが書かれているとは限らないのです。
出典:『レバレッジ・リーディング』
これにはなるほど! でした。
200ページもあるビジネス書の全てが、自分に必要な情報かと言われるとそうではない。必要となるのは、せいぜい20%程度。
必要のない情報に時間を使うより、ちがう本で新たな情報に出会うべき。
ということなのです。
たしかに、ノウハウ本を読んでいると、今の自分は使わないなと思う内容も書かれていることがあります。
全て読むのでなく必要な部分だけを抽出し、身につけるほうが効率的だということなのです!
この20%を見極めるためには、次に紹介する「目的の明確化」が前提となってきます。
目的を明確化してスピードアップ

効率重視の著者ですが、本を買ってすぐ読むわけではないそうです。読む前には「その本を読む目的を明確化」するといいます。
多くの読書術の本で推奨されており、私も実践していることです。
この「目的の明確化」について解説している記事がありますので、よろしければ参考にしてみてください。
>>参考記事:「読書の効果がない」と思う人に、試してほしい2つの方法
本書における「目的を明確にする」理由は以下の2つ。
- 読む、読まないの見当をつけるため
- 知りたい情報を拾いやすいため
順番に見ていきましょう。
読む部分、読まない部分の見当をつける
目的を明確にすると、目次を見るだけで読む部分と読まない部分が大体わかります。そして読む部分はじっくり読み、読まない部分は斜め読みをする。
ちなみに本田氏は”斜め読み”について次のように述べています。
斜め読みどころか、ほとんど横に読むのと同じです。
出典:『レバレッジ・リーディング』
表現がおもしろくて、思わず笑ってしまった部分です(笑)
具体的には、2〜3行のかたまりを一気に読むそうです。速読の技術ですね。
たしかに、これなら読書スピードは確実にアップします。
知りたい情報を拾いやすい
猛スピードで読んでいるのですから、大事な部分を読み飛ばす心配もありますよね。
そこは「カラーバス効果」を利用することで、拾い落とさないようにできるといいます。
カラーバス効果とは
例えば、朝の占い番組で「あなたのラッキーカラーは赤です」と見ると、その日は赤いものが異様に目に入る、といった効果のこと。
読書に置きかえると、
その本から得たい情報を意識すると、斜め読みをしていても気になるキーワードがあると目に留まるということです。
このように目的を明確化して本を読むことで、年間400冊を読破する読書スピードを保っているのですね。
多読のコツは並行読書

本田氏は常に本のストックを切らさないといいます。
理由は以下の2つです。
- 本を読み替えるため
- すぐ次の本を読むため
順番に見ていきます!
本を読み替える
本を読み始めて「気分じゃない」「今の自分の目標に沿っていない」と感じたら、すぐに別の本に替えるそうです。
数日経って再読してみると不思議に頭に入ってくるとのこと。
最近だとKindleなど本の読み放題サービスもありますから、この方法は取り入れやすいですね。
私も2〜3冊は本をストックしています。その日のコンディションによって「堅苦しい本の内容がどうしても頭に入らない…」ということもあります。
そういった時は、文章がわかりやすい本に読み替えたりしています。
なので、気分によって本を読み替えることは、読書を習慣づけるのに有効な方法だと私も思います。
すぐ次の本を読む
前半を読んで「ハズレだ」と思った本は捨てるべきだ、とも書かれています。
もったいないと思うでしょうか、1500円程度です。時間のほうがもったいないです。
出典:『レバレッジ・リーディング』
「もったいない」と思ったのがバレました(笑)
ダメだと思った自分のセンスを信じ、切り捨てる。次にもっといい本を読んだ方が投資として利益が出るとの考えです。
私はまだ捨てる勇気までは持てませんが、いったん読むのをやめて次の本を読むということは真似しています。
著者のおすすめツールが盛りだくさん!

本書の特徴の1つは、著者が使用しているツールの紹介が豊富な点です。
「選書ツール」や「本へのマーキングの仕方」「読書メモ」の写真など、本田氏の読書ツールが余すことなく紹介されています。
例として、選書ツールは以下のもの。
- 書評メールマガジン 9件
- 書評を参考にしている新聞、雑誌 多数
- 書評サービス 3件
日々の情報量が凄そうですね〜!
レバレッジ・リーディングは読書への投資活動ですので、選書は入念に行なっているそうです。
本書では「本を選ぶコツ」も丁寧に解説されており、そこも参考なる部分。実際にサイト名やURLものっているため、すぐに真似できますよ!
また、本田氏がメモを書き込んだ本の写真も掲載されています。
本の余白にアイディアがびっしりと書き込まれていて、「こうやってアイディアが生み出されていくんだなあ」なんて思いながら楽しめました。
以上のように、著者の普段の読書をメージしやすい本となっています。成功者の読書生活をのぞき見しているようで、お得感がハンパない!
読書後のケアが、シンプルで最強

よく「読書したあとにはアウトプットが必要」と言われていますが、本田氏のアウトプット方法は非常にシンプルです。
・重要な文章に線を引き余白に書き込みながら多読
・特に重要なページは端を折る
・冊数が溜まったらパソコンで要点を入力
・1枚のメモにまとめてプリントアウト
・持ち歩いてくり返し読む
これだけです!!
本書ではもっと細かく解説されていますが、大枠は上記のとおりシンプル。言ってしまえば、「本の抜粋を作って、持ち歩いて読む」だけです。
ですが、時間をかけて読書ノートを作り満足するよりも、「何冊もの重要ポイントだけを抽出したメモ」をくり返し読むこと。
これが読書で得た知識を行動に移す、もっとも効率的な方法だと私は思いました。
本田氏の言葉を引用します。
とにかく大事なのは、本から得たノウハウをレバレッジメモにまとめ、繰り返し読んで条件反射的に行動できるようにし、どんどん実践で活用していくことです。
出典:『レバレッジ・リーディング』
重要ポイントが詰まったメモをくり返し読むことで、条件反射的に行動に移せるようになる。「レバレッジメモ」はシンプルで最強のメモですね!
まとめ
ここまで『レバレッジ・リーディング』の要点について、感想を交えて解説してきました。
要点をまとめます!
- ビジネス書は自分の目標を達成するためのツール
- 1冊の中でつかむのは、目的に沿った20%
- 本をストックして気分にあわせて読み替える
- 日々アンテナをはって選書の参考にする
- 重要な知識だけくり返し読むと条件反射で行動に移せる
「本を読んで行動に移す」ために無駄を一切省いた、超効率的な読書法が詰まった1冊でした。
本書から学んだことは、なんといっても「自分が主役になること」。自分を成長させるため、豊かにするために本を利用するという考え方です。
「ためになる情報だ」と思っても、知識をついつい頭の片隅にしまいこんでしまいがちな私には、とても勉強になりました。
本記事で紹介した内容の他にも、著者の思考を学べる要素がたくさん詰まった本です。
読書を行動に移せないという方は、ぜひ読んでみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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